RPA博士の自動化奮闘記

めんどくさい仕事をRPAとか使って自動化するtipsを紹介していきます

【5/23】UiPath Developers Community 参加レポ

 

昨日は毎月行われているUiPath Developers Communityに参加してまいりました~

 

これは何かというと、UiPathがほぼ毎月開催しているイベントでしてUiPathの開発者が集まって、UiPathのtipsだったり製品アップデートの情報を得られたりするイベントです!

 

 

 

というわけで今回はこのイベントで得たTipsを皆さんにシェアしていきたいとおもいます!

(今回はUiPath開発者向けの内容なので初心者の方は読み飛ばしてしまったほうがよいかも。。。。)

 

アジェンダ

・Orchestrator Activitiesのご紹介

・キューについて

・10分間 RPA概論

・FAQ

↑Orchestrator関連ばっかですね~

 

※Orchestrator=UiPathの管理機能です。管理機能とは社内のロボットを管理して統制するために使用されます。

 

 

Orchestrator Activitiesのご紹介

これはあれです。

UiPath Studioのアクティビティのなかにあるやつです。

 

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んでこのアクティビティを使うとなにができるかというと

・Get Asset  Get Credential

→Orchestratorから「システムのURL」や「ログイン情報」を取得できる

 

・Should Stop

→プロセスを安全に停止できる

 

・Start Job

→ジョブを起動する。すなわちロボでロボを操れる!(なんかすごそう)

 

・Orchestrator HTTP Request

→OrchestratorにAPIを送信できる

 

などなどいろいろあります。

個人的にはログイン情報をサーバー内に共有できるのがミソかなと感じました。

機密情報をプロセス内に保持しなくなるので、セキュリティ性が担保されます。

(RPAみたいな新しいやつはセキュリティ的なことで激しいツッコミくらうことが多いんで)

 

キューについて

 

キューはOrchestratorで一番重要な機能

だそうです。

 

そもそもキューとは複数のタスクを順番に処理進めてくれる機能で、

例えば経費精算なら佐藤さん、鈴木さん、山田さん........etc.と人数分のタスクがあるわけでそれらを漏れなくダブりなく順番にやってくれる機能です。

 

キューを使うメリットは

・処理項目を無制限に保持できる

・タスクを重複させない

・複数のタスクが正しく行われたかトラッキングできる

・タスクのステータスをリアルタイムで確認できる

 

などなど大量の作業を処理しなければならない場合に重要な存在となります。

また、キューへのタスク追加はOrchestratorからでもロボからでもAPIからでも可能です。

 

10分間 RPA概論

 

スペシャルゲストは一戸さんです!

RPAのコンサルをされていてRPACommunityの運営もされています。

www.facebook.com

 この日は10分間 RPA概論としてお話頂きました。

 

■複数ツール使ったご経験からUiPathをBxxRxxxやAxxxxxxxAxxxxxxxと比較した際の優位性

・CommunityEditionやアカデミーがあるので無料で学べる

・アプリケーション認識が柔軟

・.NETが使えるのでプログラミング経験をいかせる

・ワークフローが見やすいので設計書を不要にできる。

 

■ロボ開発のうえで心がけていること

・安定化

→処理速度は求めない

 

・例外処理

→例外は必ず起きる。検知→対応スピードが重要

 エラー発生時のスクショをRPA担当に送付

 

■次にRPAを進める目的

→RPAを口実に業務の可視化・標準化を進める

 

OCRとの向き合い方

→100%を求めない

 そもそも#紙を止める検討が最優先

 

以上10分という短い時間でしたが幅広い知見を吸収することができました。

 

 

次回以降の開催

今後も月1で開催するみたいなのでぜひ参加してみて下さい!

 

・8月29日 19:00~

・9月27日 19:00~

・10月25日  19:00~

場所:大手町SPACES(UiPathの日本法人オフィスです!)

 

Developer Communityの登録はこちらから

www.uipath.com

 

つづく