RPA博士の自動化奮闘記

めんどくさい仕事をRPAとか使って自動化するtipsを紹介していきます

自動化したら仕事がなくなるって?

前回はRPAツールの環境構築と簡単な使い方をご紹介しました。

yoda1995.hatenablog.com

 

今回はもっとひろいはなしをします。

RPAとか自動化する仕事をしているとよく反発にあうんですよね、

自動化したら仕事がなくなっちゃうじゃないか!(怒)

 

って結構本気で言われたりするんですよね。

この意見に対する反論てきなものをまとめました。

 

産業革命のはなし

 

時代は18世紀半ばまでさかのぼります。

まだ多くの人は工場や炭鉱で肉体労働をしたり馬車をひいていたような時代です。

この時代に産業革命がおこります。工場には工業機械が導入され、生産性が飛躍的にあがりました。

 

しかし、機械によって自分たちの仕事を奪われることをおそれた労働者たちが暴動‘(ラッダイト運動)をおこして機械を壊して回ったりしたようです。

ラッダイト運動 - Wikipedia

 

 

今考えればどれだけ不毛なことをしているかよくわかりますよね。

 

たしかにミクロの目線にたてば失業して困った人もいるかもしれません。

しかし、この産業革命によって人類の仕事は肉体労働から知的労働へと進化しました。

肉体的にきつい仕事や危険な仕事を人間がやる必要がなくなったわけです。

 

いまこの時代に戻れといわれたらどうでしょう。

私は絶対にイヤです。くそ熱いなか肉体労働とか絶対にイヤです。

 

この産業革命期の自動化によっていま私たちはクーラーの効いた室内で仕事ができ、

アスリートやアーティストのような元々は遊びだったものを仕事にする人も現れました。

 

今起こっている自動化ブーム

さあ時は現代です。

最近のAIだとかRPAだとか働き方改革だとかのワードが盛り上がっておりまして、

”自動化ブーム”といっても過言ではないんじゃないでしょうか。

第4次産業革命とか表現しているところもありますね。

 

そんな中で「AIに代替される仕事」とか「AIにはできない仕事」だとかが注目されてますね。構造としては200年前の産業革命期とほとんど同じです。

 

幸い、暴動がおきてソースコードをかき消される(やめて)みたいなことは起きていませんが、ここで自動化に反対するような人たちはやはりいますよね。

 

今から100年もたてば自分たちがどれだけ馬鹿なことをいってるのかわかると思うんですが、、、

 

現在多くの人が知的労働に携わっているわけですが、それが自動化されるともはや遊びみたいなことが仕事になってきます。(これを何労働というのかよくわかりませんが)

 

その動きは少しずつですがありまして、YouTuberやプロゲーマーが当たり前になってきてますよね。これらの芸術・スポーツにかかわる分野だったりホスピタリティが求められるもの(ホテルマンとかディズニーのキャストとか)が人間がメインの仕事になりそうです。

 

 

仕事が娯楽になる未来

さあこの自動化ブームの行く先にどんな未来が待っているんでしょうか。

ここからは私の妄想もだいぶ入っているんですが、

人が働かなくてもいい世界

が実現するんじゃないか、というより実現させたい!!と考えてます。

 

なぜなら、もともと遊びだったものが仕事になるわけですから

別に誰も働かなくなっても生きていけますよね。

そういうことです。

 

そもそも自分の意志で働きたくてたまらないから働いている人ってどれくらいいるんでしょうか。別に集計をとったわけでもないので根拠があるわけではないのですが仕事が好きな人って全体の2割か3割くらいじゃないでしょうか。

(だってみなさん休日は嬉しいですよね?)

 

でも仕事って人生の大半の時間をつかっているわけで、日本人や韓国人はとくにその割合が多いとおもいます。

巷に噂のブラック企業とかでは早朝から深夜まで、中には徹夜で働かせることで人間の時間を(大げさに言うなら命を)奪っているわけです。

 

どうして、好きでもないものに人生をささげなければならないんでしょうか?

もちろん現代では働かなければ生きていけないので我慢も必要です。

 

ですが将来的に”働かなくても生きていける世界”を目指していかなければならないといけないのではないでしょうか。

 

 もし、そんな世界が実現したら人類はどうなるのか。

人間が堕落してしまうんじゃないか的なことを言う人もいますが私はそうは思いません。

大学生を思い浮かべて下さい。彼らは働かなくても両親がやしなってくれますが別に堕落はしてないですよね。(一部堕落する人もいますがwww)

勉学に打ち込んだり、部活に熱中して自己実現を目指す人がいたり、お金が欲しくバイトに精をだしたり、もちろん遊びほうける人も多いですがこれこそが理想の人生を体現しているんじゃないでしょうか。

 

 人が働かなくてもよくなることでこれが一生大学生のような生活ができるんじゃないかと思います。

 

そうなると働くという概念はもはやお金を払ってでも行う娯楽のような存在になるかもしれません。

 

結論

 自動化によるメリットは仕事がなくなるデメリットよりはるかに大きいですよね。

というのが結論です。

 

なんで、仕事がなくなっちゃうじゃないか!(怒)とか言うやつには断言します

 

なくなるような仕事は仕事じゃねえ!!

 

まあ現実はこれがお客様だったりするので、絶対言えないんでここに本音を書いときます。 笑笑

 

つづく